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KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD 展




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群馬県川場村で開催される「川場村ニューネイチャーフォトフェスティバル」にて、八木の「いつかかわっていく景色」の作品がターポリン展示されることになりました。KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD 2015の審査を通過した16名の作家の展示です。道の駅 田園プラザ川場エリアにて、10月18日から11月15日まで開催しています。

 ●フェスティバルの詳細は、こちらからご覧ください。  
  http://www.vill.kawaba.gunma.jp/topic/img/373.pdf
 ●群馬県利根郡 川場村 http://www.vill.kawaba.gunma.jp/





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私のノミネートNo.は07です。「八木なのに七番」と覚えましょう!(覚える必要あるの?)川場村の道の駅は有名で、テレビにも紹介されるほど人気だそうです。もしお時間ありましたら、川場村で芸術と食の秋をご堪能ください。


by etcaetra | 2015-10-18 00:02 | 写真まわり
「いつかかわっていく景色」(御苗場関西 vol.017 出展作品)に寄せて
好きな場所へ出向いても心が躍らず、賑やかな声は懐かしい音になり、私のなかを通り過ぎていきました。見慣れた景色が私の眼にはどんどん移り変わっていきました。「見えなくなればいいのに」と思うほど、何も見たくない時が続きました。

普通なら、こんな気持ちになれば、「写真を撮ろう」と考えないものでしょう。それでも、当時の私は「撮りたい」と思いました。「撮っておきたい」という方が正確かもしれません。辛く悲しい出来事に心を閉ざしている自分が、どのように世界を見ようとするのか。私はそれを自分の写真を通して知りたかったのです。

とにかく「気になる」気持ちに嘘をつかず、撮りたいように撮りました。臆さず写していくうちに、写真が、自分が失くしたものが集まる場所になっていくことに気づきました。温かさや優しさ、悲しみ、憂い、怒り。心境までも見える形にすることで過去の自分と手をつなぎ、今もなお写真を通して自身を捉え直しています。

視界に気になる何かが入り込めば、同じ一人の「わたし」がシャッターを切ろうと試みます。空っぽになった自分が身近な世界をどのように見つめ直すのか、初めはただそれを知りたいだけでした。レンズを撮りたいものに向けて撮る。その単純な行為が、実は、自分にレンズを向けて自分自身を撮っている、とも言えるのではないか。二年近く撮り続けながらたどり着いた答えは、私がずっと「分かっているつもり」だった意識でした。

「いつかかわっていく景色」は、2013年から撮影している写真から選び、一つにまとめたものです。植物に動物、人物、建物や床、無機質なもの。被写体に一貫性はありません。撮影時の状況や環境、感情も様々です。制作年に「継続中」と書くのは、「これを撮ったら終わり」と決心できる一枚がまだ私の手元に無いからです。記憶が蘇る光景に胸が詰まり、シャッターを切れないことがあります。そんな広がりを目の前にしても、何となしに「そうだね」と声をかけ、「またね」と再会を願いあえれば、恐らくそれが最後の一枚になるのでしょう。

写真の一枚一枚それぞれが「わたし」であり、もしかしたら、この作品に関しては、もうそれ以上特別に言うことは無いのかもしれません。私にとって「撮ってて良かった」は「生きてて良かった」と同意です。ささやかな場面の連続にこのような表現は大袈裟ですが、カメラを構えるたびに、そんな風に考えるようになりました。

今もなお「撮り続けたい」という気持ちを大切にします。それは即ち、自身を大切にすることに繋がっていくものだと信じています。


「いつかかわっていく景色」(御苗場関西 vol.017 出展作品)に寄せて
2015年9月 八木香保里




by etcaetra | 2015-10-18 00:01 | 写真まわり
「いつかかわっていく景色」in 京都 & 神戸


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今年8月に京都のgallery Mainの企画展「Art Sort Boot 2015」と9月に神戸で行われた「御苗場vol.17 関西」にて、現在制作中の作品「いつかかわっていく景色」を展示しました。

 ●Art Sort Boot 2015  http://www.gallerymain.com/artsortboot.html
 ●御苗場vol.17 関西  http://www.onaeba.com/2015k/tenji.html (ブースNo. 085)

初めて観てもらう機会だった京都では、額装三点とブックを出展しました。その際に頂いた感想やアドバイスをもとに内容と構成を見直し、御苗場関西では京都とは異なる写真を三点とブックを観てもらう機会にしました。


関西では写真つながりの知り合いが少ないなか、Photobackを通じて私の写真を観てくださっている方とお話しする機会が多くありました。御苗場の会場では、先の京都で展示を観てくださった方が再度足を運んでくださり、内容の変化に感想を寄せてくれる方もいらしてとても嬉しかったです。御苗場関西ではレビュアー賞のノミネートを、山田眞理子さん、木下アツオさん、橋本大和さんよりいただきました。ありがとうございました。制作継続中の作品でありながら、その内容を観て、何かしら感じ取ってもらえたこともまた嬉しかったです。

 ●御苗場vol.17 関西 審査結果 http://www.onaeba.com/2015k/jyushousakuhin.html


また、この「いつかかわっていく景色」は今年のKAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD 2015の審査を通過し、10月18日より開催される川場村ニューネイチャーフォトフェスティバルにてターポリンによる野外展示が行われます。アワードの審査会は11月7日、一般に公開されます。群馬県の山里で芸術の秋をぜひお楽しみください。

 ●川場村 http://www.vill.kawaba.gunma.jp/
 ●川場村ネイチャーフォトフェスティバル 2015
  http://www.vill.kawaba.gunma.jp/topic/img/373.pdf


2015年12月にフォトカノン戸越銀座店ギャラリーで個展として公開をする予定です。この作品は「これを撮れば終わり」というピリオドが未だ分からない作品です。ずっとこのままライフワークのように撮り続けていくかもしれません。年末の展示もどのような内容になるか悩みながらプランを考える日々ですが、興味ある方いらしたらぜひ足をお運びください。日が近くなりましたら、改めてお知らせいたします。どうぞよろしくお願いいたします。




by etcaetra | 2015-10-18 00:00 | 写真まわり