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旅する珈琲フォルダー
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いつもお世話になっている上目黒のcoffee carawayさんで五月から販売されているオリジナルの革フォルダー。革作家のonganさんが手がけられ、表にはカップに雫が落ちる模様が入り遊び心のある雰囲気。私もキャメルを愛用しています。coffee carawayさんの実店舗やオンラインショップで購入できます。
http://shop.c-caraway.com/?pid=31722615

先月その商品の撮影をしたのですが、「使用感が分かる写真があっても良いな」と思い、今日は自分が実際に使っているフォルダの写真を紹介します。画像によって明るさや色合いが異なるので、違うものに見えるかもしれません。色々な表情があるのね、ということで。ふふ。

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サイズはB6、フォルダにしては見慣れないサイズかもしれません。初めて見たときは「普段使うものより小さめだし、使う機会ってある?」と思ったのですが、今では鞄に必ず入っています。財布や鍵、スケジュール帳はまとめて小さなバッグに入れて鞄の中に入れているのですが、その鞄自体が丸々ぱんぱんに。スケジュール帳やメモ、絵葉書など書き物に関係するものは、関連する物を一緒に取り出したいことが多いので、革フォルダでまとめてしまうことに。

普段使っているメモの大きさがフォルダの大きさとほぼ同じだったので、大きくはみ出ることなく収まるのも気に入っています。お薦めは月光荘のスケッチブック、一番小さいサイズ。月光荘の店員さんにお見せしたら「良いですね!」と太鼓判いただきましたヨ。フォルダの大きさに合うんです。厚さもちょうど良い。


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旅先での革フォルダの様子を少し。新幹線や特急で長時間座っているときはスケッチやメモ、勉強することが多いので、書き物セットとして一まとめにして座席のポケットに入れてます。検札が来るので、前もって切符をしまっておくこともあります。鞄からがさごそ出すのが面倒なだけなんですけど、フォルダに挟んでおくとサッと取り出せて便利です。


b0189039_23374939.jpgとにかく私は鞄の中に色々と入れておかないと落ち着かない人なのです。ポータブルプレーヤーに本は必ず入っています。それに加えて、降りそうな日には折り畳み傘、暑い日にはペットボトル、撮影日にはカメラにレンズ…がさごそしまくってどうしようもない私の鞄。忘れないように書き残すことをもっと簡単にできないものか、と思ったところでこのフォルダが登場。展示会のDMや招待状を挟むこともあります。サッと取り出せる幸せ(ここで、鞄の中身を見直したら?というツッコミが聞こえてきそうだけど、気にしない気にしない)。

使い方は本当に臨機応変です。薬を飲まなきゃいけなかった時には、外出時でも忘れないように薬を入れた袋と飲み方メモも一緒に挟んでいました。病院の予約表や処方箋を挟んで移動していた時期もあったし、デザインが気に入ったDMを見つけた時は折れ曲がらないように手帳、革フォルダの二層で完全防備したり。笑。



革製品は使い続けて色や手触りの変化を楽しむのも醍醐味。来年また紹介しちゃおうかな。どうぞお楽しみに:)
by etcaetra | 2011-06-25 00:04 | ふりかえりがたり
写真の日によせて 2
撮る理由は人により様々で、一つに絞ることは難しいかもしれません。「なぜ撮るのですか?」と問われたら、今の私は「忘れたくないから撮る」と答えます。でも、この答えは流動的で、問われたその時その時で変化するものだとも思います。「良いと思ったから」とか「残しておきたいから」とか、一つに定まらないのが正直なところです。

被写体によって、その思いに変化が出るのかもしれません。例えば料理を撮るなら「美味しそうな雰囲気を伝えたい」、商品であれば「そのものの良さを伝えたい」という気持ちが強いです…と書いたところで、ふと気づいたことが一つ。撮る理由は何であれ、その奥底には「伝えたい」という気持ちが見え隠れしているように感じるのです。


b0189039_17151068.jpg普段とは違い、この撮影は私から「撮ります」と申し出たことから実現させていただいたものです。教室に携わる方々の人柄を知っていたから、自然と「撮りたい」と思ったんだろうな…ふり返って、そう感じています。

今でも覚えているのは、講師陣のお一人と初めて会った時のこと。難関中学の入試問題について話していた時、「年相応を越えた難題の真の意味を理解できず、それでも入試に何とか合格した後、その生徒が学校の授業でうまくやっていけるかどうか疑問に思うことはありませんか?」というものでした。私自身同じように思うことがあり、知人友人に質問を投げたこともありましたが「こちらがそこまで考える必要ある?」で話が終わってしまう。「合格したら後は関係ない」とはっきり言う講師も私の周りには多かったので、彼のその問いかけは私にはちょっとした衝撃でした。「同じことを考えている人に初めて会えた」と。

その後、東京の三軒茶屋に教室を開かれるまでの間、色々とお話を伺うことができて分かったのは、先生方が受験後も含めた包括的なヴィジョンをもって生徒達を見守っているということでした。昨夏に伺った時には、生徒達のことを「彼は」「彼女は」と一人一人について話してくれました。小中高の担任教師ならまだしも、予備校でここまで個々を把握する先生にお会いしたことが無く、これもとても印象に残っています。生徒と講師が密に対話していることを間接的に知り、受験を終え、成人し大学を卒業してもなおOBOGが先生方と交流を持つ理由が分かりました。


b0189039_2248327.jpg「それと写真を撮ることと、何の関係があるの?」…そう問われる方もいるでしょう。いくらそれが教室の良さだからと言って、上手く撮るためにそこまで必要なのか、と。それでも私は「良さ」を理解した上で撮ることができて良かったと思いますし、今となっては「そうあるべきだ」とも思っています。このような撮影は、個人的に好き勝手に撮って自己満足で終えるものとは根本的に異なる、ということです。

写る人たちを想う。写真の向こう側にいる人たちを想う。イメージが与える影響力は撮る側の想像を遥かに越え、良く伝わることもあれば、悪く伝わることもある。たった一枚の写真でも、進むべき方向へ導くこともあれば、誤解の原因にもなり得る。それならば、撮る側はそのもの良さを十分理解した上で撮るほうが、ずっと正確に伝えることができるのではないか。今回の教室の撮影に限らず、商品でも店舗でもそうですが、他者と関わりながら撮影することには「彼らの想いを伝える」責任が必ず伴う。六月一日「写真の日」によせて、その認識を新たにしました。


SOLは世田谷区三軒茶屋にある大学受験教室です。帰国子女の大学受験に特化し、自己推薦やAO入試にも対応しています。教師が最後まで責任を持って生徒のサポートをするという点は、OBOGからの推薦文をお読みになれば自然と納得されるはず。また、「受験するにしても、帰国生と国内生で何が違うの?」と素朴な疑問を抱かれる方もいるかもしれません。そんな方も一度観てみて下さい。「そんな違いがあるんだ」と発見も多いと思います。

School of Literacy 帰国子女 大学受験教室 http://www.schoolofliteracy.com/
東京都世田谷区三軒茶屋1-8-15 日生住宅三軒茶屋マンション207

現在SOLでは、東北関東大震災の被災者支援を通信指導・授業・進路相談の形で行っています。こちらはニュージーランドのクライストチャーチ地震の被災者も対象になります。詳細はこちらから。 >>> SOLによる東北関東大震災などの被災者支援 http://p.tl/1Tb5

笑顔の写真、私がこれをお見せした理由……こちらを御覧になれば分かります。ここをクリック。講師近影はそれぞれご自身で選ばれていると思うのですが、「なぜあの写真に?」という謎。笑。私は個人的にプロフィール写真も好きなのですが、こちらの授業風景も是非観ていただきたかったのです。笑顔の一瞬を掴むのは、ほんと難しかった!
by etcaetra | 2011-06-02 15:40 | 写真まわり
写真の日によせて 1
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三月の渋谷NADARスナップショット展で観てもらった作品のうちの一枚。木の床や色について聞かれることが多く、「どこですか?」という質問に「学習塾です」と答えると、「ここが?」と大抵の方は驚かれていました。撮ったのは昨年の五月、教室の準備をされている時でした。床はOBOGが集まって柿渋を塗られたそうです。そういうエピソードは抜きにして写真だけを展示したのですが、「伝わるモンはちゃんと伝わる」と確信した一枚でもあり、気に入っている一枚でもあります。

その後、七月と八月に一度ずつ撮影させていただき、画像は教室のホームページにイメージとして使っていただいてます。 >>> 帰国子女 大学受験教室 School of Literacy http://www.schoolofliteracy.com


b0189039_0532219.jpgこれまで商品や店舗を撮る機会が何度かありました。事前に「こう撮って欲しい」という詳しい指示を頂いたり、メールのやり取りや打ち合わせで「何をどこでどのように撮るか」を明確にすることが多かったのですが、この教室での撮影は「教室の良さが伝わるように」…実は、これは私にとって難題でした。自分の解釈を全面に出して良いものか?と不安に思いつつ「信頼されてるって思うことにしよう」と開き直って(特技です)撮り始め、頭ん中では「もしも」シリーズぐるぐる。「もしも私が学習塾のページを作るなら、どんなカットが欲しい?」と考えながら、思い当たるイメージをひたすら撮り続けます。

普段は風景や静物を撮ることが多い私にとって、人や雰囲気といった撮り直しの難しいこのような撮影は試練の場。自然体の表情や仕草は長持ちせず、一瞬で変化するもの。雰囲気を分析して場の流れを先読みし、「この後に笑いがくる!」と思ったらカメラを構える…の繰り返し。「はい、こっちに目線ください。笑って~!」なんて言う気も無かったので、現場のタフな状況に飲まれそうになりながらも撮るしかない。体力も精神力もいつもの何倍も消耗するのは必至。


とは言え、ちゃんとイメージとして伝えたい風景もあります。生徒さん達にモデルになってもらったものも何枚もあります。模擬授業をしてもらったり、実際の授業中にお邪魔して撮影もしました。「手を挙げてみて」と冗談半分でお願いしてみましたが、わざとらしさは拭えず。これも良い勉強になりました。やっぱりワザトラマンは良くないね。笑。

撮影に必要な道具は被写体や場所によって違いますが、商品やお店を撮るのも、その場の雰囲気を撮るのも、気の持ちようはあまり変わらないのかもしれません。そのものの良さを撮る側自身が理解していないと、伝わる写真は撮れないんじゃないか、と。次の記事では教室の紹介も含め、その辺りをもう少し掘り下げて書いてみようと思います。
by etcaetra | 2011-06-01 11:49 | 写真まわり