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「めざせ個展」は会期を終了しました
ナダール/東京(港区南青山)で開催された「めざせ個展」は、会期を無事終了いたしました。投票にて、八木の「ここにあること」が一位をいただき、この秋ナダール東京で個展を開催することになりました。開票結果は以下のURLから御覧下さい。http://blog.nadar.jp/index.php?itemid=2290#more

展示へ足を運んで下さった方々、気にかけて下さった方々、投票や感想をお寄せくださった方々、展示でご一緒した九人の作家さん達、プリントでお世話になったフォトカノン戸越銀座店のスタッフの皆さん、ナダール東京の林さん&早苗さん、展示に関わる全ての皆様へ、心より感謝の花束を。ありがとうございました。



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親族が暮らす福島県は、年に一度は足を運ぶ身近な場所です。「様々な条件下にある植物を自分なりの視点で捉えたい」と思い、今年は福島県の浜通り地区へ向かいました。復興が進む場所にも、無人の荒れ果てた場所にも、ふと目を向けると草や花がありました。

過酷な境遇を受け入れるしかない植物にも、 それを撮る人にも、平等に与えられる運命を知ることとなりました。人と植物、この二つに共通する「運命」とは何か。それを「ここにあること」の六枚で表現しました。ブックは「草葉の」と「ここにあること」の二つのテーマを軸に作成しました。

一人で自分の写真を展示した最初が2002年、それから干支が一回りする間に、カフェの壁や他業種と併設されたスペースをお借りしての展示を続けました。昨年キョウトフォトアワードで優秀賞を頂き、京都でギャラリースペースを木村華子さんと分かち合いました。そして今年初めて、一人でギャラリーで展示します。12年前の私には想像もつかない展開だと思います。

ナダール東京での個展会期は、11月11日から23日までの二週間です。昨年制作した「草葉の」からの一年間で見つけたり改めたりした視点が数多くあり、結果「ここにあること」が生まれました。「めざせ個展」で観てもらった「ここにあること」のその後もぜひ御覧下さい。

最後に今回の展示のステイトメントを紹介します。



 「 ここにあること 」


 産んでくれ、と頼んだ覚えはない。

 こんな台詞を一度は見聞きしたことがあるだろう。
 誕生の仕組みを端的に表す言葉である。

 人は、人の形を成す前から命を欲することはない。
 「生を受ける」という言い方にもあるように、
 命あるものは全て
 自身でない何かに生きるきっかけを授かる。
 いづるものにとって、それを拒むことはできない。

 ひとりを尊び、誰かと分かち合い、多勢に群れる。
 自由なときも、捕われるときもある。
 様々な境遇を受け入れる草木にも、
 それを撮る自分にも、平等に与えられる運命がある。

 わたしたちは生きる旅。
 ここにあること、ただそれだけで。

 身空に委ねる草木のように、人もまたここにある。




これからも色々と撮っていきます。見かけることがあれば、「あの人、また何かやらかしてる!」と面白がってもらえたら嬉しいです。二週間、ありがとうございました。11月もナダール/東京で写真を観て下さい。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます!
by etcaetra | 2014-04-03 22:49 | 写真まわり
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