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写真の日によせて 2
撮る理由は人により様々で、一つに絞ることは難しいかもしれません。「なぜ撮るのですか?」と問われたら、今の私は「忘れたくないから撮る」と答えます。でも、この答えは流動的で、問われたその時その時で変化するものだとも思います。「良いと思ったから」とか「残しておきたいから」とか、一つに定まらないのが正直なところです。

被写体によって、その思いに変化が出るのかもしれません。例えば料理を撮るなら「美味しそうな雰囲気を伝えたい」、商品であれば「そのものの良さを伝えたい」という気持ちが強いです…と書いたところで、ふと気づいたことが一つ。撮る理由は何であれ、その奥底には「伝えたい」という気持ちが見え隠れしているように感じるのです。


b0189039_17151068.jpg普段とは違い、この撮影は私から「撮ります」と申し出たことから実現させていただいたものです。教室に携わる方々の人柄を知っていたから、自然と「撮りたい」と思ったんだろうな…ふり返って、そう感じています。

今でも覚えているのは、講師陣のお一人と初めて会った時のこと。難関中学の入試問題について話していた時、「年相応を越えた難題の真の意味を理解できず、それでも入試に何とか合格した後、その生徒が学校の授業でうまくやっていけるかどうか疑問に思うことはありませんか?」というものでした。私自身同じように思うことがあり、知人友人に質問を投げたこともありましたが「こちらがそこまで考える必要ある?」で話が終わってしまう。「合格したら後は関係ない」とはっきり言う講師も私の周りには多かったので、彼のその問いかけは私にはちょっとした衝撃でした。「同じことを考えている人に初めて会えた」と。

その後、東京の三軒茶屋に教室を開かれるまでの間、色々とお話を伺うことができて分かったのは、先生方が受験後も含めた包括的なヴィジョンをもって生徒達を見守っているということでした。昨夏に伺った時には、生徒達のことを「彼は」「彼女は」と一人一人について話してくれました。小中高の担任教師ならまだしも、予備校でここまで個々を把握する先生にお会いしたことが無く、これもとても印象に残っています。生徒と講師が密に対話していることを間接的に知り、受験を終え、成人し大学を卒業してもなおOBOGが先生方と交流を持つ理由が分かりました。


b0189039_2248327.jpg「それと写真を撮ることと、何の関係があるの?」…そう問われる方もいるでしょう。いくらそれが教室の良さだからと言って、上手く撮るためにそこまで必要なのか、と。それでも私は「良さ」を理解した上で撮ることができて良かったと思いますし、今となっては「そうあるべきだ」とも思っています。このような撮影は、個人的に好き勝手に撮って自己満足で終えるものとは根本的に異なる、ということです。

写る人たちを想う。写真の向こう側にいる人たちを想う。イメージが与える影響力は撮る側の想像を遥かに越え、良く伝わることもあれば、悪く伝わることもある。たった一枚の写真でも、進むべき方向へ導くこともあれば、誤解の原因にもなり得る。それならば、撮る側はそのもの良さを十分理解した上で撮るほうが、ずっと正確に伝えることができるのではないか。今回の教室の撮影に限らず、商品でも店舗でもそうですが、他者と関わりながら撮影することには「彼らの想いを伝える」責任が必ず伴う。六月一日「写真の日」によせて、その認識を新たにしました。


SOLは世田谷区三軒茶屋にある大学受験教室です。帰国子女の大学受験に特化し、自己推薦やAO入試にも対応しています。教師が最後まで責任を持って生徒のサポートをするという点は、OBOGからの推薦文をお読みになれば自然と納得されるはず。また、「受験するにしても、帰国生と国内生で何が違うの?」と素朴な疑問を抱かれる方もいるかもしれません。そんな方も一度観てみて下さい。「そんな違いがあるんだ」と発見も多いと思います。

School of Literacy 帰国子女 大学受験教室 http://www.schoolofliteracy.com/
東京都世田谷区三軒茶屋1-8-15 日生住宅三軒茶屋マンション207

現在SOLでは、東北関東大震災の被災者支援を通信指導・授業・進路相談の形で行っています。こちらはニュージーランドのクライストチャーチ地震の被災者も対象になります。詳細はこちらから。 >>> SOLによる東北関東大震災などの被災者支援 http://p.tl/1Tb5

笑顔の写真、私がこれをお見せした理由……こちらを御覧になれば分かります。ここをクリック。講師近影はそれぞれご自身で選ばれていると思うのですが、「なぜあの写真に?」という謎。笑。私は個人的にプロフィール写真も好きなのですが、こちらの授業風景も是非観ていただきたかったのです。笑顔の一瞬を掴むのは、ほんと難しかった!
by etcaetra | 2011-06-02 15:40 | 写真まわり
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